Virtua Fighter5 情報

11月26〜27日開催の『Virtua Fighter5』のロケテストバージョンの 影丸情報とゲーム全体を通して気づいた点を紹介しています。


ロケテスト情報(11月26日〜27日.Ver)

■ 影丸新技紹介 ■

●葉隠れ流・陰 疾風陣(
VF5で追加された新しい構え。同コマンドの側転は消えたようです。 後方に下がりつつ居合い斬りのようなポーズを取り、ここから様々な技を出すことが出来ます。 派生技は後述しますが、現在のところ、いまいち使い勝手は悪いように感じます。

●疾風陣中
疾風陣中に入力することで チョップの三弾連携を出すことが出来ます(三弾目のモーションは双破刃 ()に似ている)。出始めのは 背向け状態からでも出すことが出来、同様に三弾目まで出すことが出来ます。 判定の詳細は不明ですが、二弾目に叩き付け効果があり、三弾目ヒットで相手を錐揉み状態で 吹き飛ばすことが出来ますが、モーションが遅めで全弾確定では繋がらないようです。 尚、技後は通常構えに戻ります。

●疾風陣中
前に進みつつ、十文字構え中敵背後の裏太刀蹴りに似たモーションの ハイキックを出す技。判定は不明(中段っぽい)ですが、ノーマルヒットで尻もちを誘発します。 また、技後は通常構えに戻ります。 ちなみに、背向け状態の疾風陣でを押すと「向いている方向」へ同じモーションの キックを出してしまいます。

●疾風陣中
リーチの短いチョップのような技で、攻撃判定の出が遅くリーチも短いですが 出始めのモーションに捌き判定があるようです(恐らく系)。 捌きに成功し攻撃がヒットすると崩れダウンを誘発し、追い打ちが狙えます。

●疾風陣中
下段蹴りを2発出します。初弾で止めると通常構えに戻りつつ背向け状態となり、 二弾目がヒットするとダウンを奪うことが出来、通常構えに戻ります。 モーション的に恐らく半回転と思われます。

●疾風陣中
「ゆくぞ!」のボイスと共に居合い斬りモーションのまま前方にダッシュします。 一度のダッシュでかなりの距離を移動します。技を出すことでキャンセルは出来ますが 使い勝手は悪そう。

●疾風陣中
「トー!」のボイスと共に居合い斬りモーションのまま後方にバックステップします。 小ジャンプくらいの高さまでジャンプし、一応連続して出すことが出来ます。ちなみに 背向け状態で相手方向にバックステップしようとすると、残念ながら振り向いてしまいます。

●散弾螺旋撃〜葉隠れ流・陰 疾風陣(押しっぱなし)
散弾螺旋撃でボタンを押しっぱなしにすると、これまでは十文字構えに移行していましたが VF5になって新構えの疾風陣に移行するようになりました。

●螺旋〜葉隠れ流・陰 疾風陣(押しっぱなし)
散弾螺旋撃同様、螺旋からボタン押しっぱなしで新構えの疾風陣に移行するようになりました。

●小太刀抜き〜葉隠れ流・陰 疾風陣(押しっぱなし)
小太刀抜きでボタン押しっぱなしにすると、これまでは十文字構えに移行していましたが VF5になって新構えの疾風陣に移行するようになりました。散弾螺旋撃、螺旋とは異なり 背向け状態で疾風陣に移行します。

■ 影丸旧技変更点 ■

●突き返し蹴り(
通称生蹴り。モーションがベネッサのオフェンシブスタイルの生蹴りのような感じに モーション変化しています。当然ながら葉重ね()も蹴り部分が 変化しています。

●旋蹴り(
技性能自体は変わっていませんが、モーションが若干変化しています。 使い勝手は以前と変わりません。

●葉隠れ流・陰 水月砲(十文字構え中
捌き判定は今まで通りありますが、ヒットしても相手は崩れなくなり、若干距離が 離れるようになりました。カウンターヒット時は不明。 尚、ボタン押しっぱなしで構え解除出来る点は変わりません。

●葉隠れ流・陽 飛猿(十文字構え中
ノーマルヒットでは相手を崩せなくなり(若干距離が離れる)、カウンターヒット時に 崩れるようになりました。カウンターヒット時は今まで通り螺旋蒼龍刃 ()で追い打ちが出来ます。

■ 影丸の気になった点etc ■

●コンボについて
基本的にコンボは4のものをそのまま使用出来ます。 ただ、全体的に浮かせ技をヒットさせた時の浮きの高さが低くなったようで (カウンターヒット時は高い)、風閃刃からの代表コンボ「」のラストが繋がりにくいように感じました。 以下にプレイして気になったコンボについて抜粋、コメントします。

→(敵ダウン中)
FTの時点で繋がっていたキャラは全員入るようですが、初弾のを側弾()にした場合は次のが繋がらなくなりました(キャラによっては入る?)。 また、現バージョンではパイ、葵のどちらにも最速の浮身膝蹴りが繋がりました。


円月蹴りからの基本コンボは健在。螺旋裏蹴り() も繋がるようです。

・(走り中)
地滑り走りからの基本コンボも健在でした。


以前より最後の影刃が入りにくくなったような気がしました(気のせいかも)。からの風刃裏水車()は問題なさそうです。

●十文字構えについて
新技の項で、新構えの疾風陣への移行技を説明しましたが、十文字構えへは、肘打ち()、 曲輪蹴り()、(風刃)裏水車()、葉隠れ流・陽 十文字構え()、天狗(敵背後)から移行出来ます。これらの技に大きな変化はなく、 十文字構えから出せる各種技についても一部性能変化を除き特に変化はありませんでした。

●小手返しについて
orで出せる 小手返しについて、性能自体は変化無いようですが、成功すると「未熟!」というボイスが聞けます。

●チェンジ技について
岩暫破()、胴砕き()といったFTのチェンジ技は今回確認出来ず。

●アイテムについて
今回のロケテでは、上半身に「鎖帷子外し」下半身に「正宗風脇差し」をゲットしました。 鎖帷子外しは、服の下に着込んでいる鎖帷子を脱いだだけですが、胸板が見えるようになるので、 結構カッコいいです。

■ 全体的に気づいた点 ■

●全体的に感じた印象
グラフィックはかなり向上したと思いました。衣服の繊維まで細かく見えます。 キャラクターも4に比べて大きく表示されるようになっています。 操作感覚はそれほど大きく変わった感じはしませんでした。避けは若干感覚が 変わったような気がしましたが。ただ、ゲームスピードはちょっと遅くなったような感じでした。 一番変わったと思うのは投げ技の感覚。投げの発生が10フレーム以上かかるようになったようで、 もっさりとした感覚。以前よりかなり使いにくいです。 ステージについては数種類用意されていて、リングの広さも異なっていました。 10m×10mの全面壁のステージがあり、壁ヒットすると壁が破損するようになっていたり (壊れるかどうかは謎)、寺ステージ(葵ステージ)は腰の高さ程度の柵が全面に貼ってあり、 ジャイアントスイング等でリングアウトが狙えるようになっていたり、結構様々なステージが ありました。 次に新キャラですが、エル・ブレイズのみ公開されていて(後述します)、もう一人の女性キャラは アイコン部分に「Now Construction」と表示されていて、まだプレイ出来ませんでした。 最後に小ネタですが、本ロケテストは500円のカードが無いとプレイ出来ないのですが (100円入れた後にカードを挿すことでスタート出来る。スタートボタンを押しても反応しないので、 カード必須)、カードを挿してキャラ選択画面になった後「このカードを使用しますか?」の問いに 対して「いいえ」を選択すると普通にキャラ選択が出来るようになります。カードに登録したキャラ 以外のキャラを使用したい場合に便利です。

●試合開始前
試合開始前に選択されているキャラクターの格闘スタイルが表示されるようになっていました。

●争奪戦
今回の争奪戦は、試合終了後にアイテムかゴールド(マネー)のどちらが手に入ったかが 表示されるようになりました。

●リプレイ
条件は不明ですが、たまにファイティングバイパーズのアーマー破壊のように3回連続で トドメの瞬間がリプレイされることがありました(当方は雷龍飛翔脚で勝利した時にこれが 出ました)。

●段位
カードを使用した場合、試合開始時に画面下に緑色のゲージが表示されます。 これが満タンになると段位認定戦が発生するようです。 相手が異なる段位でも勝敗でゲージが増減し、相手が異なる段位でもゲージが満タンになれば 認定戦が発生するようになっていました。ちなみに今回のロケテストでは最初から初段になっています。

●特殊移動
orで斜め前に移動出来るようになりました。 リオンや舜帝にあった特殊移動技がシステムとして追加されたような感じです。 いまいち使いこなせず、詳細はちょっとわかりませんでした。

●CPU戦
一人用の場合、画面下にスコアが表示されるようになりました。 攻撃を当てるとスコアが増えます。普通の格闘ゲームのような感じです。

●コスチューム
カード新規作成時に、メインコスチュームとサブコスチュームを選択するようになりました。 コスチュームはAタイプ、Bタイプと2種類あり、キャラ選択時にスタートボタンで選択可能です。 尚、Cタイプ、Dタイプもある条件で出現するようです(Cタイプが出ている人もいました)。

●アイテム
アイテムの装着部位が増えました。 影のコスチューム「Aタイプ」の場合、頭には「髪」、顔には「口、鼻」、上半身には「首」「インナー」「アウター」「手」、下半身には「ベルト」「腰」「足」「パンツ」、と、「」で囲んだ部分にそれぞれアイテムを装着することが出来ます。ただ、アイテム毎にアイテムポイント、コスチューム毎にアイテムポイントの規定値が設定されており、これをオーバーしないようにカスタマイズする必要があります。 影の場合、コスチューム「Aタイプ」は17ポイント、「Bタイプ」は11ポイントが上限です。 参考に、当方の影アイテムを以下に記載します(括弧内の数字はアイテムポイント)。

【Aコスチューム】
・頭
『髪』
 ├ 頭巾A(0)
 ├ 頭巾A(赤)(0)
 └ 頭巾A(黒)(0)
・顔
『口、鼻』
 └ 覆面A(0)
・上半身
『首』
 ├ 忍者マフラーA(2)
 ├ 忍者マフラーA(赤)(2)
 └ 忍者マフラーA(黒)(2)
『インナー』
 ├ 鎖帷子(0)
 └ 鎖帷子外し(0)
『アウター』
 ├ 忍装束A(上)(0)
 ├ 赤忍装束A(上)(0)
 └ 黒忍装束A(上)(0)
『手』
 └ 忍手甲A(0)
・下半身
『ベルト』
 └ 帯(0)
『腰』
 └ 正宗風脇差し(1)
『足』
 └ 足袋A(0)
『パンツ』
 ├ 忍装束A(下)(0)
 ├ 赤忍装束A(下)(0)
 └ 黒忍装束A(下)(0)

【Bコスチューム】
・頭
『髪』
 ├ 忍兜(0)
 ├ 忍兜(赤)(0)
 └ 忍兜(青紫)(0)
・顔
『口、鼻』
 ├ 甲冑覆面(0)
 └ 甲冑覆面(青紫)(0)
・上半身
『首』
 └ 甲冑マフラー(1)
『インナー』
 ├ 忍インナー(0)
 └ 忍インナー(青紫)(0)
『アウター』
 ├ 甲冑装束(上)(0)
 ├ 赤甲冑装束(上)(0)
 └ 青紫甲冑装束(上)(0)
『手』
 └ 甲冑手甲(0)
・下半身
『ベルト』
 └ 甲冑帯(0)
『腰』
 └ 正宗風脇差し(1)
『足』
 └ 甲冑草履(0)
『パンツ』
 ├ 甲冑装束(下)(0)
 ├ 赤甲冑装束(下)(0)
 └ 青紫甲冑装束(下)(0)

●他キャラ情報
実際にプレイはしていませんが、他キャラの見ていて気づいた点をちょろっと書いてみます。

・アキラ
大纒崩捶()が大きく変化、相手の浮きが高くなり、 打撃で追い打ち出来るようになっていました。多くの人は連環腿()で安定していましたが、かなり余裕があるので色々と入れられそうです。あと、馬歩衝靠()がノーマルヒットで尻もち誘発と 弱体化していました(カウンターで浮かせられるようです)。

・パイ
見慣れない連携が加わってました(本キャラではないので詳細はわからず・・・)。 基本的にはFTと大きく変わっていないようです。あとへそ出しコスチュームが加わってました。

・ウルフ
ニーリフト()が弱体化していて、ガードされるとウルフ側が若干怯む ようになりました(隙が増えてそう)。また、カウンターヒット後の安定追い打ちであるトーキックサイド ()が相手キャラによるのかわかりませんが、 入らなくなっていました。新キャラのエル・ブレイズ相手にはスカってましたが、他キャラ(誰かは忘れて しまいましたが・・・)には入っていたようなので、恐らくキャラによるものと思います。 あと、打撃投げに小橋のバーニングハンマーっぽいのが追加されていました。技表に「」というのがあった ので、それかもしれません。

・葵
大きな変化は今のところないようですが、パイと同様、へそ出しコスチュームが新たに加わって いました。着物っぽいんですが、なんとなく和風っぽくないです(笑)

・レイフェイ
その場で横に寝る構えが増えていました。拳児で少林寺に着いた時にお坊さんが建物の中で横になっていた アレっぽいです。

・エル・ブレイズ
新キャラのルチャドールです。相手に背を向けて走り出したり、壁に駆け上がってそのまま床に落ちたり (恐らく何か派生があると思いますが・・・)、ソバット出したり(低空)ドロップキック出したりと、 ジュニアヘビーのレスラーっぽい動きをします。投げ技もヘッドシザース等のテクニカルな技が多数 ありました。尚、カニばさみのような投げ技があったのですが、技後にしばらくキャラが止まって いたので、多分そこから派生投げがあると思います(リバースインディアンデスロックとか鎌固めとか ありそう・・・)。また、アルカディアに載っていた「ソバットから頭部への回し蹴り」は投げ技でした。


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